25年ぶりに菱富のオムレツを食べに行った。
この店は、以前何回か行ったときは、もっと大阪駅よりの地味な通りにあった喫茶店ぽいイメージなのだが、今では新地の隠れ家的な洋食屋に変身している。
初めて父に連れられて行った子供の頃からいえば、40年近くになるが、店の歴史はなんと、60年にもおよぶ大阪の老舗洋食屋である。
最近、噂を聞かなかったので、もう店が無くなっていると思い込んでいたのだが、どっこい健在で、なんと曽根崎新地に移転していたのである。
ここの名物料理は菱富風オムレツ「ここへ来たからには、絶対これを食べないと帰れない!」
と言う訳で、オムレツ中心のメニューで注文を入れることにした。
昔の記憶では、ここのオムレツは巨大なプレーンオムレツであった。
これを注文したらメインは無理かも知れないとの思いで、サラダ、スープ、ピラフだけを注文した。
まずは、スープ。
【スープ】
オニオングラタンスープ。熱々のスープです。味付けも私好みでしっかりとした味付けです。
チーズの風味が効いていて美味しいスープです。
ただ、スープで860円はどうかと思う・・・。
【サラダ】
ミックスサラダ。これはしょぼいサラダだ。この量で、1280円はあり得ない価格だと思う。
小学校の給食に出てくるようなサラダで、この値段は・・・・。
ここのサラダは注文しないほうがいいです。損した気分になるので・・・。
続いて、オムレツ登場。
【オムレツ】
おー!おー!こればデカイ!!!
私の記憶の中のサイズより二回りは大きいではないか!!
サイズを指で計測してみれば、幅300×180×60h(mm)
これを2人で食べれるだろうか???
とりあえず取り分けて食べてみるが、意外に食べれるものだ。これはよく空気を含ませて焼いているので、見た目のボリュームの割にはお腹へと入っていく。
でも、これで卵6個分とすると、メチャメチャ原価率は低いと言えよう。
原価は、よほどいい卵を使ったとしても300円くらいではないか?
それでも、この3000円のオムレツを食べに行く価値はあると思うなどと考える。
この味を守っているからこそ60年以上も洋食屋が続いているのだ。
半分ほど食べた頃に、次の料理が来た。
【舌平目のピラフ】
舌平目のフリッターが入っている濃厚バターのピラフ。ウマ〜イ!!!
値段を考慮するなら、リーガーロイヤルホテル大阪のの海の幸ピラフに軍配をあげるところだ。
ここのピラフとほぼ同じ味ながら貝柱やカニ、海老、イカなど種々の海鮮素材が入っていて記憶では1800円位である。
この量で、この値段は北新地価格なのだとは思うが、やけに量も少ない感じがする。
何とか全部の料理を完食することができました。
入店した月曜日の19:00では、ほぼ満席の状態でした。
客層としては、この時間のこの場所からか、新地の美しいホステスさんとお客さんのアフターならぬ、ビフォアーがほとんどです。
20:00を回るとすでに他の客たちは姿を消していて貸切状態になりました。
ごちそうさま!
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【菱富】
■大阪府大阪市曽根崎新地1-1-29ニュー菱富ビル1F
■06-6341-2500
■営業 ランチ :11:30〜13:30
ディナー:17:30〜21:00(
■日曜日定休